マイクロブタを飼う前に!意外と厳しい飼育条件とは?

マイクロブタ 環境編

こんにちは。マイクロブタちゃん絶賛お迎え待ち中の私です♪

前回のブログ『マイクロブタはどこで購入できる?』では、マイクロブタちゃんの購入ができる場所を説明しました。

あの可愛さに惚れこんで、マイクロブタを購入したいと思ったら、飼育環境について考えてみましょう。実は、ブタさんを買う時に購入元から飼育環境の条件が提示されることがあります。

他にも気になることはたくさん。。

  • 仕事で家を空けていても飼えるか
  • 病気になったらどうするのか
  • ブタを飼うには届出が必要?

などなど、マイクロブタちゃんを飼う前に必要な知識を見につけておきましょう!

マイクロブタを飼うには飼育環境の条件がある

これは、私がマイピッグさんで予約を希望した時に提示された2つの条件です。ブタさんの習性を理解して、ストレスなく飼育できる環境があるかどうかを判断した上で、販売されています。

1.敷地内で自由に動き回れる環境が必要

マイクロブタさんは探索行動が好きな動物です。敷地内で安全に動き回れる環境をご用意ください。

とのこと。私もブタさんの習性について調べてみたところ、こんなことが書いてありました。

生活の31%を探索や餌を探すことに使い、21%は穴を掘り、14%は散歩をし、横たわるのは6%です。

ブタさんってずっと寝ているイメージがあったんですが、全然そんなことないようです。自由気ままに動き回れる環境があってこその生活なんですね。

そう考えると狭いワンルームで一緒に暮らすことや、ケージに入る時間が長い、などの場合窮屈に感じそうな気もしますが、どうなんでしょうか。。

私の場合はメゾネットの賃貸住宅が2軒あり、庭もあるのでその点ではクリアすることができました。

2.孤独を感じさせない環境が必要

マイクロブタさんは元々群れで生活をし、寂しがり屋な性格ですので、長時間ひとりでいるとストレスを抱え破壊衝動を起こす可能性がございます。どうしても長時間の不在時間が生じる場合は多頭飼育を推奨いたします。

とのこと。なるほど、、群れで生活する習性だからブタさんはさみしがり屋なんですね。

すでにブタさんを飼っている方にお話を伺ってみると、留守にしている間にゴミ箱や食料ケースが大散乱していたなんてこともあるようで、こういったイタズラの延長線上に破壊行動というのがあるのかな?という印象でした。

例えば、飼い主さんが一人暮らしや共働きで一日家を空けていたりすると、一週間のうちブタさんが一人でいる時間の方が長くなります。てゆうか、ブタさんじゃなくてもその状況は人間でも寂しいですよね。

確かにそうなると、多頭飼いの方がブタさんは安心できるのかもしれません。ただ、初めての飼育で多頭飼いは、費用もかかるしハードルが高い気がします。はりねずみのお茶室さんからは、ブタさんの数に比例して部屋が荒れる(遊んで壊す)ともお聞きしました。

家を空ける時間が長くてストレスがかかったり、いきなりの多頭飼いでハードルをあげるよりも誰かがブタさんのそばに長い間一緒にいてあげられる環境が一番良いでしょうね。。

私の場合は、自宅でデザインの仕事をしているので、クリアすることができました。

 

マイクロブタが病気になったらどうするのか

マイクロブタさんも動物なので、体調を悪くすることもあります。犬猫と同じように、去勢・避妊手術もします。ところが、この話題をわざわざ飼育環境の記事で説明するのは、とてもシビアな問題だからです。

マイクロブタの診察をしてくれる病院が少ない

基本的には、マイクロブタちゃんの購入元からちゃんとした病院を紹介してもらえるので、去勢・避妊手術などはそこでお世話になれば良いのですが、私の場合、居住地が購入元から離れているので、緊急時などが心配でした。

そこで、自分が住んでいる車で1時間圏内の動物病院に『マイクロブタの診療ができるかどうか』を問い合わせてみたところ・・・

診療実績がないと断られまくり。

100件近く電話しましたが、きっぱり断られるか『見ることはできるが本格診療はできない』との返答。獣医師会に問い合わせても『現状マイクロブタを診療できる病院は把握していない』とのこと。

ブタ飼うなんて珍しいもんね・・けど犬猫ちゃんたちとそんな違うんですかね!? 😥 喉に何かつまらせちゃったとか、痙攣を起こしたとか、緊急時に診てもらえなかったら死んでしまうかもしれない。

まだお迎えもしていないのに半べそを書きながら、ダメ元で和歌山市内の動物園に情報がないか問い合わせてみたところ、やっと一件見つかりました!!

診てくれる病院にたどり着くまで3日近くかかったので、緊急時に何も病院情報がないと危険です。マイクロブタちゃんをお迎えする前に、最寄りの(もしくは通いやすい)病院を探しておくことをお勧めします。

なぜ多くの病院でマイクロブタの診療ができない?

もともと豚は家畜という取扱で、ペットの動物病院の診療対象としていないからだそうです。動物病院では豚の診療経験もなく、診療経験のない動物に対して診断や治療は出来ないという理由からなのだそうです。

これからマイクロブタちゃんがどんどんペットとして認知され、安心してたくさんの病院で診察を受けられる日が来ますように!

マイクロブタを飼うには届出が必要?

獣医師会に診療できる病院がないか問い合わせた時に、飼育にあたっての届出についても教えてもらいました。

マイクロブタといえども豚ということになり、法的には家畜伝染病予防法や化製場法の対象となります。家畜伝染病予防法は、口蹄疫や豚コレラ等の伝染病を予防したり、国内での感染の広がりを防止するための法律で、飼育されるとなると家畜保健衛生所への報告と伝染病関係の指導を受ける必要があると思います。また、化製場法の所管は居住地の市町村となり、飼育するには届出が必要となる場合(たとえ1頭でも)がありますので、市へ問い合わせていただく必要があります。

マイクロブタはペットとしてではなく家畜と認識されているので、家畜保健衛生所への報告と伝染病関係の指導を受ける必要があるんですね!豚さん特有の伝染病の症状とか、そういう具体的な症例を知って拡大予防しようということなのでしょう。

ただし、これにかかるとペットでも処分されてしまいます。豚ちゃんをお迎えしたら、伝染病にかからないために、家畜が集まるところには出かけない方が良さそうですね。。

また、ここで言われている化製場法というのは、衛生環境のこと。そもそもマイクロブタは家畜として『集団』で『豚舎』で飼育されるのがスタンダードです。つまり、汚水やその他の環境に及ぼすものがあります。

そういった背景があって、ペットといえども飼育にあたっては市への届出が必要とのこと。これ以降の調査はまたレポートという形で皆さんに報告しますね。

こういう情報を見ていると、マイクロブタ をペットとして迎え入れるには、飼い主の理解や知っておかなければならないこと守ってあげなければならないことが多いんだなとつくづく感じます。

【まとめ】マイクロブタの飼育条件とは?

マイクロブタさんをペットとしてお迎えするために必要な飼育環境はこんな感じです!

敷地内で自由に動き回れる環境が必要
孤独を感じさせない環境が必要
マイクロブタの診察をしてくれる病院を探す
マイクロブタを飼うには届出が必要

環境を整えたり探したり、理解したりとなかなか大変ですが、ブタちゃんの可愛さもひとしおなのでしょう。。。

さて次回は、マイクロブタちゃんをお迎えするために、ペットとしてどれくらいのお世話が必要なのかを検証していきたいと思います♪

 

 

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