ついに!念願のマイクロブタをお迎えしました♪【その2】

マイクロブタ 環境編

前回のブログ『ついに!念願のマイクロブタをお迎えしました♪【その1】』では、サイズや柄、値段のお話をしました。

今回は『お迎え時期を決める』『去勢手術』『お迎え前の健康状態』『予防接種』など、バブルスをお迎えするまでのレポートをします!

マイクロブタのお迎えはいつごろにする?

さて、お迎えするマイクロブタちゃんが決まったところで、お迎え時期はいつにするか?を考えました。

バブルス のお迎えを決めたのはちょうど8月の中旬頃。9月の末に旅行を控えていたことや、去勢手術のスケジュールの兼ね合いで10月に引き取ることにしました。

お迎えまでにまだ2ヶ月近くあり待ち遠しくてしかたなかったです(^^)が、お迎え準備もしっかりしておきたかったので結果的には程よいスケジュールになりました。

飼い主さんの都合や、これからご紹介する3つの準備が完了できる時期にお迎えしましょう。

お迎えするまでに準備しておきたい3つのこと

ここからは具体的な内容で、お迎えするまでに用意しておかなければならないことがあります。しっかり準備しておけば安心です(^^)

飼育グッズを揃える

ケージやトイレ、寝床、餌など、飼育するのに必要なグッズを揃えておきます。お迎え当日のためにキャリーケースも必要です。どんなグッズを使っているかは後日ブログでご紹介しますが、ひとまず必要不可欠なのはこちらです。

  • ケージ
  • トイレトレー
  • トイレシーツ
  • ミニブタペレット
  • キャリーケース
  • 毛布

マイクロブタ、とくに子豚のうちはとても寒がりで、室温は30-32度が適切といわれるくらいです。お迎えが『秋・冬・春』ならペット用のホットカーペットも用意します。

かかりつけの病院を探しておく

マイクロブタを飼う前に!意外と厳しい飼育条件とは?』でも説明していますが、マイクロブタの診療ができる病院はかなり少ないです。マイクロブタの購入先に確認するか、エキゾチックペットの診療も可能な動物病院へ確認しておきましょう。

病気にかかった時のため・・だけではなくて、マイクロブタはよく誤飲します。パンや調味料を一袋食べてしまった、お酒を飲んだ、ペットシーツを食べてしまったなど、よく聞く話です。フローリングで蹄が滑って骨折したりもします。そういった時は緊急事態で、行く病院もわからないと困りますよね。

私は和歌山に住んでいてマイクロブタの診療ができる病院がないので、車で1時間以上かけて大阪市内〜神戸の専門病院に行きます。専門医にみてもらうために、自宅から1時間近くかけて通う飼い主さんは少なくありません。

市役所・区役所の保健所に確認する

住んでいる地域によっては『化製場法』の関係で、許可が必要な場合があります。ペット用のマイクロブタといっても、飼うには家畜として認識されるため、汚水とか周辺環境のことで通らなかったという話はまだ聞いたことがないですが、私の地域では『許可は必要ない』とのことでした。

もし、許可が必要なら、申請して承諾してもらうということが必要になります。

マイクロブタの去勢・避妊手術はどうする?

去勢・避妊手術についても、お迎え前に考えておかなければならない重要なことでもあります。購入先によっては『去勢・避妊済み』で引き渡しされることもありますが、もしそうでない場合、飼い主さんがどうするかを決めます。

マイクロブタ・オスの去勢について

飼いたいと思っているマイクロブタがオスだった場合。大人になるにつれオス特有の臭いや行動が目立ってきて、一般家庭で未去勢で飼うことは現実的ではないかもしれません。

気にならないよ〜という方もいますが、私が未去勢のブタちゃんに会った時の印象は『万年発情期』で、さかりまくります。マーキング臭が出てそれが体につき、体も臭くなります。

去勢手術のタイミングは生後3ヶ月〜が目安。どう感じるかは個人差がありますが・・・去勢手術をした後のオスは、性格も穏やかでペットのブタとしてとても飼いやすいと言われています。

マイクロブタ・メスの避妊について

メスだった場合、オスのように臭いは出ませんが、定期的に発情期があります。

発情期前後に攻撃的になったり、ケージに服や毛布を持ち込んで巣作りに励んだりするマイクロブタちゃんもいるようですが、発情期もとくに問題ないと感じる飼い主さんが多いようです。避妊が開腹手術と少し大掛かりになり体に負担がかかることも気になるようです。

発情期前後の問題行動や、メス特有の生殖器の病気を防止したいと考える飼い主さんの場合は、避妊手術をしています。避妊手術のタイミングは、生殖器官がまだ未熟な生後1年以内が目安です。(はりねずみのお茶室さんより)

去勢・避妊手術の予算はどれくらい?

予算ですが、去勢手術は4万円前後。避妊手術の場合は、手術が大掛かりなので、その二倍くらいです。犬や猫の去勢費用より少し高いくらいと考えてよさそうです。

なお、豚の施術経験がない病院で去勢・避妊手術をするのは危険なので避けます。手術自体は同じでも、麻酔の掛け方と麻酔の問題が起きたときの対処が犬猫とは異なるそうです。(はりねずみのお茶室さん談)家から遠くても、専門医に診てもらいます。

バブルスは神戸の豚の診療で有名な『フォーゲル動物病院』さんで、引取り前の生後3ヶ月になった頃に去勢手術をしてもらうことにしました。このことが、あとでちょっとしたトラブルを招いてしまうのですが・・・

お迎え前の健康状態を確認する

バブルスは生後3ヶ月と4日で去勢手術をしました。

バブルスの小さい体にメスを入れて負担をかけてしまって、とても心が痛みましたが・・未去勢のオスと生活を共にすることが現実的でないと感じたことと、本能は繁殖行動を求めるけれど叶わないことも苦痛なのではと考えました。

手術当日、無事に終わったとはりねずみのお茶室さんから、術後のバブルスの動画や、健康診断の結果を送ってもらいました。健康診断の結果は健康とのことで安心です。去勢手術は溶ける糸で縫合されており、抜糸にもいかなくて良いそうです。

そして、バブルスはお迎えまでの約2週間のあいだ、はりねずみのお茶室さんが海外出張で不在になるので、近くのペットカフェで安静にしているとのことでした。

バブルスの様子がおかしいことに気づく

去勢の傷も完全に癒えない、お迎えまであと約10日のころ。私は、バブルスの様子を見にペットカフェにお邪魔しました。

バブルスをひと目見たとき、違和感がありました。ツヤツヤだったブチ柄の白い部分の肌がくすんで色が悪く、毛がボサボサになっています。

少し成長するとこんな風になるのかな?汚れているのかな?と思い、毛の奥の地肌をよく見てみると、体のあちこちにカサブタができていました・・・明らかに様子がおかしいです。

はりねずみのお茶室さんに写真を確認してもらい、病院に連れて行きました。

医師によると『抵抗力が弱っている状態で菌に負けてしまい、肌に炎症が起きている』とのこと。抵抗力が弱っているというのは、去勢手術のことかな・・・そこまでは確認できなかったですが、抗生物質と薬用シャンプーを処方してもらって、ペットカフェに症状を伝え再度預けてきました。

傷が癒えないまま、人が入れ替わり立ち替わり訪れるカフェでは、安静にできなかったのかもしれません・・・

去勢手術で後悔したこと

去勢手術後、バブルスを手元に置いておかなかったことをめちゃくちゃ後悔しました。

このような経験から、去勢・避妊手術をするなら、術後は、飼い主の手元で快適で安静にできる状態にしておいた方がなお良いと思いました。(術後の引き渡しになる場合を除いて・・)

『去勢手術はいつでもできるので、先に引き取られては?』と、はりねずみのお茶室さんにアドバイスをもらったのに『何も知らない私のところで安静にして、もし体に異変があったら怖い、知っている人に見てもらう方が安心』だと、人任せにしてしまったのがいけませんでした。

全てがこういったケースになる訳ではないですが、参考になれば幸いです。

そのほか体の気になることは聞いておく

お迎えする飼い主さんは、マイクロブタのことをかなりよく見ています。

マイクロブタのことを知らないなりに『膝にカサブタができてる』とか『鼻の色が悪い』とか、色々心配になります。

気になることは、絶対に聞いた方がいいです。一匹を隅から隅まで血眼で凝視している飼い主側と、たくさんのマイクロブタを育てている側では多少なりとも目線の違いがあります。

その前にも、バブルスの膝に『ハゲ』のようなものができていたので聞いてみると『硬いところで寝たときにできる、床ずれのようなもの』だそう。その後は柔らかいソファに寝てすぐ治ったので、安心でした。

色々ありましたが・・去勢の傷も治るだけ、肌の炎症も薬を投与してもらい、シャンプーで洗ってくれるということなので、安心です。月末に旅行から帰ってきたら、いよいよ引き取りです。

マイクロブタの予防接種について

肌の炎症で病院に連れて行ったとき、予防接種についての話を聞いてきました。

ブタが接種できるワクチンは『日本脳炎』『豚丹毒』です。どちらも絶対に打たないといけない訳ではありません

日本脳炎は人間にも移る可能性がある病気であることや、蚊がウイルスを運ぶこと、ということで予防したい病気です。指定された発生地域以外では必須ではないようですが。。

豚丹毒は、最悪かかっても治せるということでした。

どちらも一度に打つことはできないので、これから冬になろうかという時期であり蚊がいなくなる・日本脳炎予防接種の指定エリアではなかったことで、豚丹毒から打つことにしました。これは後日、はりねずみのお茶室さんに行ってもらうことにしました。

また、2019年より地域によって『豚コレラ(豚熱)』のワクチン接種も受けられます。これは地域によって条件が異なるので、ここでは一旦省きます。未発生地域に外出できないなどの条件もありますが、誰もが聞いたことのある、とても恐ろしい感染病なので、指定地域では接種するのが好ましいと思います。

マイクロブタをお迎えしました♪【その2】まとめ

さて、今回のまとめはこんな感じです

  • お迎え時期を決める
  • お迎え準備をする(飼育グッズ・病院を探す・市or区役所に確認する)
  • 去勢・避妊手術について考える
  • お迎え前の健康状態をよく確認する
  • 予防接種について知る

今回は病気などが絡んだので、少しシリアスな内容になってしまいましたが、ここは適当にしてほしくないなと思いました・・・

まぁ大丈夫でしょ!なんてごまかしてしまうと、これから一緒に生活を共にするマイクロブタちゃんが気づかないところで苦痛を感じているかもしれないのです

さて、次回はいよいよお迎え当日のお話です♪

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